RIO+20|タペストリー
2012年6月20日から22日までの3日間、ブラジル・リオデジャネイロにて、「国連持続可能な開発会議」、通称「RIO+20」が開催されました。それに合わせ、13日から24日の12日間に渡り、同じくリオデジャネイロにて、世界じゅうのNPO/NGOがメッセージを発信し、かつ、世界じゅうの市民がそのメッセージに直に触れることのできるイベント「Peoples Summit」が開催。その双方に日本から参加したNPO「国連生物多様性の10年市民ネットワーク」、通称「UNDB市民ネット」のツールデザインを請け負いました。
RIO+20のブースにて展示するためのタペストリーは、同時に制作したタブロイドに掲載された記事を抜粋。タブロイドで事の詳細を読み、知っていただくための、イントロダクションとしての役割をタペストリーに持たせました。
日本を出国する当日になっても、数ヶ月前に届け出をした展示ブース使用申請の返事がブラジル政府・RIO+20本部からなく(!)、結局、会期が始まってから2〜3日をかけて、ブースの有無とその所在を自ら調べたため、十二分な展示ができなかったのが残念でしたが、展示場所を確保してからの会期後半、ビーチ沿いのヤシの木の下、風に揺れるタペストリーに足を止めて、話を聞きに来てくださる方が多く、嬉しい反応でした。