第45回衆議院議員総選挙
エコ議員つうしんぼ

2009年8月30日の衆議院議員選挙にあわせて、愉快なアクションがスタート。コピー、ロゴ、チラシ、ブログバナーなど広告ツール一式を制作しました。

そのアクションの名は、「エコ議員つうしんぼ」。全立候補者に対し、一斉に「市民政策提言アンケート」を送り、コメント含め全回答をウェブサイトで公開、また当選したあとも追跡調査していくもの。いわば「見てて面白いアドボカシー(政策提言)」。市民の声を集めて「今これが大事」とNGOがつくった政策提言は、25コ。温暖化から生物多様性、公共事業から農薬まで、さまざまな切り口の「エコの25大重要課題」です。

立候補者が返した回答は採点されます。採点方法は以下。「その政策提言、立候補する私が当選したら国会に持ってってあげる」という人は、満点の4点。「私は持っていかないけど、誰かが持ってきたら賛成する」という人、3点。「ちょっと(世論が)わからないから保留」という人、2点。「反対」が1点。「無回答」は0点。4点満点で25問、合計100点。これで全立候補者のエコ意識とその態度がある程度はわかります。

これまでの選挙では「要するに何をしてくれる候補者なのか」「ほかの候補者とどのポイントがどれくらい違うのか」がわかりづらいものでした。「エコ議員つうしんぼ」はあくまでひとつの指標ですが、それでも、環境問題に関する25の政策提言に対し、「だれがどの問題にどの程度意識的か」がわかり、かつ見分けられるという点では画期的だと思います。

日頃からエコな暮らしにシフトしている一般市民たち。いっぽうで、国会の動向がそれと反するものばかりでは、ぼくらの細々とした努力はどうなるのよ、なんて思いはきっとあるはずです。自公政権が足場を崩して更地化した今回、選挙や政治を「ちゃんと見直す」いい機会だと思います。

立候補者回答の公開がスタートするのは、8月10日月曜日。いま事務所にはぞくぞくと回答が寄せられているようです。「25コの政策提言」の内容は、もうすでにウェブサイトに掲載されています。ぜひ覗いてみてください。

 

第45回衆議院議員総選挙 エコ議員つうしんぼ

 

 

 

PAGE TOP